登山ウェアをおしゃれに着こなす4つのポイントとは?
登山をしている人の服装をイメージすると、「何となく地味でダサい……」と感じる人もいるのではないでしょうか。確かに、一昔前の登山ウェアは機能性を重視するあまり、ファッション性は高くないものが多かったかもしれません。しかし、今では洗練されたアイテムが多数販売されています。
今回は登山ウェアの基本とおしゃれに着こなすための、4つのポイントをご紹介します。
インナーには、汗を素早く吸着し乾かす役目がある合成繊維のシャツやタイツを着用しましょう。これによって汗が皮膚に付着している時間を少なくし、汗冷えを防ぐのです。中間着の役割は体温調節です。特に冬場には空気を多く含み、軽くて軟らかい素材のウェアを選ぶことで、身体を冷やさずに安全な登山を楽しめます。最後にアウターは、外からの風や水、刺激から身体を守るためのウェアです。防水・防風の素材を選びましょう。
登山ウェアのカラーリングを決めるときには、思い切ってインパクトのあるカラーコーデに挑戦してみてはいかがでしょうか。赤と緑、黄色と紫など対照的な色合いを合わせられるのも、登山ウェアの面白いところです。派手な色合いでもまとまった印象にするには、色を合わせるときにカラーチャートの「補色」を意識してみましょう。
例えばモノトーンコーデでもちらりと見える靴下だけを派手な赤色にしてみたり、リュックの色を鮮やかなものにしたりするだけで、印象が大きく変わります。ウェアのカラーが落ち着いているからこそ、差し色がぱっと目を引いておしゃれな印象を与えられるはずです。
「普段は派手な柄物を着るタイプではない」という人でも、思い切ったアイテムに挑戦できるのが登山ウェアの楽しみでもあります。山の色合いになじまない派手な柄は、はぐれたときや遭難したときなどに見つけてもらいやすいというメリットもあるので、思い切ったアイテムにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
しかし、山においては「動きの邪魔になるサイズが合っていない洋服」は敬遠される傾向にあります。例えばオーバーサイズの洋服は余計な生地が歩行の妨げになるだけではなく、洋服の重さで疲労が溜まりやすくなります。タイトなパンツもストレッチ性が少ないため、足の動きを抑制し思うように動けなくなってしまうでしょう。
こういった登山に向かないコーディネートは、たとえどんなにおしゃれでも「TPOに合っていない格好悪い人」という印象を与えてしまいます。登山の目的はあくまで「山を安全に上り下りして、その景観や道中を楽しむこと」です。登山ウェアを選ぶときには、機能性とおしゃれさを両立させて、快適で動きやすい服装を心がけましょう。
今回は登山ウェアの基本とおしゃれに着こなすための、4つのポイントをご紹介します。
Contents
登山ウェアの基本は「レイヤリング」
登山ウェアは、「レイヤリング(重ね着)」と呼ばれる手法で選ぶことが基本で、これを怠ると体温調節がうまく行われなかったり、汗冷えで体調を崩したりする危険性があります。レイヤリングでは、インナー・中間着・アウターという3段階でウェアを使い分けることがポイント。インナーには、汗を素早く吸着し乾かす役目がある合成繊維のシャツやタイツを着用しましょう。これによって汗が皮膚に付着している時間を少なくし、汗冷えを防ぐのです。中間着の役割は体温調節です。特に冬場には空気を多く含み、軽くて軟らかい素材のウェアを選ぶことで、身体を冷やさずに安全な登山を楽しめます。最後にアウターは、外からの風や水、刺激から身体を守るためのウェアです。防水・防風の素材を選びましょう。
登山ウェアをおしゃれに着こなす4つのポイント
レイヤリングの基本を学んだら、次はいよいよ登山ウェアをおしゃれに着こなすためのポイントについてご紹介します。登山ウェアの選び方のポイントは、カラーとサイズ感。ぜひ、コーディネートを決めるときに生かしてみてくださいね。ポイント1:同系色でまとめすぎない
登山ウェアの場合、モノトーンやブラウン系の落ち着いた色合いでまとめすぎると、単調で地味な印象になってしまいます。山の景観は基本的に茶色・白・緑のようなアースカラーが多いので、同じような落ち着いた色合いでまとめると風景に馴染み過ぎてしまうのです。登山ウェアのカラーリングを決めるときには、思い切ってインパクトのあるカラーコーデに挑戦してみてはいかがでしょうか。赤と緑、黄色と紫など対照的な色合いを合わせられるのも、登山ウェアの面白いところです。派手な色合いでもまとまった印象にするには、色を合わせるときにカラーチャートの「補色」を意識してみましょう。
ポイント2:アクセントカラーで周りに差をつけよう
普段はナチュラルカラーしか身につけていないから、突然派手な色のウェアを着るのは恥ずかしい……という方もいますよね。そんな方は、部分的に差し色を取り入れてワンランク上のコーディネートを目指しましょう。例えばモノトーンコーデでもちらりと見える靴下だけを派手な赤色にしてみたり、リュックの色を鮮やかなものにしたりするだけで、印象が大きく変わります。ウェアのカラーが落ち着いているからこそ、差し色がぱっと目を引いておしゃれな印象を与えられるはずです。
ポイント3:派手な柄物も山では違和感なし!
登山ウェアをおしゃれに着こなすなら、色だけではなく柄にも注目しましょう。登山ウェアには、派手な柄物の製品が多くあります。柄の種類は、アウトドアの定番であるカモフラージュから花柄、ストライプなど盛りだくさん。中にはヒョウやゼブラ等の動物柄まであるので、自分好みのものが見つかるはずです。「普段は派手な柄物を着るタイプではない」という人でも、思い切ったアイテムに挑戦できるのが登山ウェアの楽しみでもあります。山の色合いになじまない派手な柄は、はぐれたときや遭難したときなどに見つけてもらいやすいというメリットもあるので、思い切ったアイテムにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ポイント4:自分の身体に合ったサイズを選ぼう
街中のファッションを見てみると、オーバーサイズをおしゃれに着こなす人や、超タイト系のファッションでスタイリッシュに決める人など、サイズ感も上手にコーディネートに取り入れている人が多いですよね。しかし、山においては「動きの邪魔になるサイズが合っていない洋服」は敬遠される傾向にあります。例えばオーバーサイズの洋服は余計な生地が歩行の妨げになるだけではなく、洋服の重さで疲労が溜まりやすくなります。タイトなパンツもストレッチ性が少ないため、足の動きを抑制し思うように動けなくなってしまうでしょう。
こういった登山に向かないコーディネートは、たとえどんなにおしゃれでも「TPOに合っていない格好悪い人」という印象を与えてしまいます。登山の目的はあくまで「山を安全に上り下りして、その景観や道中を楽しむこと」です。登山ウェアを選ぶときには、機能性とおしゃれさを両立させて、快適で動きやすい服装を心がけましょう。
まとめ:レイヤリングを工夫して、おしゃれを楽しもう!
- 登山ウェアには、思い切って派手なカラーコーディネートを試そう
- インパクトのある柄物も、おしゃれさを演出してくれる!
- 派手なコーデが恥ずかしいときは、ワンポイントカラーで他と差をつけよう
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