ワイシャツやブラウスの洗濯のポイントをおさらい!手間なしの方法もご紹介
ワイシャツやブラウスは薄手であることが多く、襟もとや袖口が身体のラインに合わせてつくられています。だからこそ、型崩れが気になり、洗濯にも気を使いますよね。
そこで今回は、ワイシャツやブラウスの洗濯の方法とキレイに仕上げるコツをご紹介します。
・脱水後すぐに両肩を持って大きく振り、しわを伸ばす
・前立て(シャツの前ボタン部分に付けられる帯状のパーツ)は指先で伸ばす
・フリルは指先で伸ばして、横に軽く引っ張って形を整える
・胸元のギャザーにはハンガーにタオルを巻くなど、立体的に干すことで膨らみを出して仕上げる
参考までに主な繊維の適温は以下の通りです。
高温(約200℃):綿や麻など
中温(約160℃):絹や毛、ナイロン、ポリエステルなど
低温(約120℃):アクリルやポリウレタンなど
・ボタン周りはアイロンの先端を使ってボタン周囲のしわを丁寧に伸ばす
・前立てやフリルは布地を引っ張りながらアイロンをかける
・洗濯でボリュームが減ったフリルには、のり剤をかけてからドライのアイロンをかける
そこで今回は、ワイシャツやブラウスの洗濯の方法とキレイに仕上げるコツをご紹介します。
Contents
洗濯の前準備
おしゃれ着であることが多いシャツやブラウスは、洗濯前の確認事項や前処理が肝心です。洗濯によるダメージを最小限にして、スッキリ洗い上げるための準備をご紹介します。取り扱い絵表示を確認する
自宅での洗濯が可能であるか、取り扱い絵表示を確認します。また水温や水流、アイロンがけの条件など、細かい指示も事前に確認しましょう。前処理をする
ブラウスやワイシャツは、襟もとに汚れが溜まりやすいため、事前に酸素系漂白剤やおしゃれ着用洗剤の原液などをつけて予洗いしておきます。ただし、襟や袖口は素材が伸びてしまうため、もみ洗いはしないようにしましょう。ネットに入れる
デザインが複雑なものは、生地が傷みやすいのでネットに入れてから洗濯します。また、装飾が付いている場合は、裏返してからネットに入れることで外れにくくなるでしょう。洗う
洗濯機は水流が強すぎる場合もあるので、素材やデザインによって適した方法で洗いましょう。また、脱水をほどほどにすべき素材についてもご紹介します。洗剤を選ぶ
取扱表示に中性の表示がある場合には、必ずおしゃれ着用洗剤を使用しましょう。特に表示がなくても色あせや型崩れを防ぐためには、おしゃれ着用洗剤がおすすめです。洗い方
弱水流の表示や手洗いマークがある場合には、洗濯機は「手洗い」や「ドライ」コースで洗いましょう。手洗いをする場合は擦らず、たたんだ状態でアコーディオンを弾くように横に広げたり閉じたりして洗います。脱水の方法
長時間の脱水は、洗濯じわの原因になります。特にシルクや麻などは、しわが取れにくくなるので注意が必要です。水分が残っていると感じられる程度の短めの脱水をしましょう。デリケートな素材は脱水ではなく、軽く手で絞ってタオルドライをします。干す
脱水後の衣類は、通常しわが寄っているものです。まずはしっかりとしわを伸ばすこと、そしてシャツやブラウスの場合は本来の立体構造に沿って形を整えることが重要です。しわ伸ばしのポイントと生地を傷めない干し方をご紹介します。しわを伸ばす
シャツやブラウスは干す前に形を整えておくことが重要です。仕上げのアイロンも格段に楽になるので、しっかりと伸ばしてから干すようにしましょう。・脱水後すぐに両肩を持って大きく振り、しわを伸ばす
・前立て(シャツの前ボタン部分に付けられる帯状のパーツ)は指先で伸ばす
・フリルは指先で伸ばして、横に軽く引っ張って形を整える
・胸元のギャザーにはハンガーにタオルを巻くなど、立体的に干すことで膨らみを出して仕上げる
日陰に干す
ワイシャツやブラウスは、日光にさらされると色あせや変色などダメージを受けやすい素材で作られている場合が多くあります。大切な衣類は、基本的に日影に干しましょう。アイロンがけ
せっかくのおしゃれなシャツもブラウスも、しわが入っていては台無しです。アイロンがけは必須ともいえますが、細部まで美しく仕上げるポイントをご紹介します。温度の設定
素材に合わせて適切な温度を設定することはもちろん、霧吹きを利用する、あて布をするなど、最適な形でアイロンを掛けましょう。参考までに主な繊維の適温は以下の通りです。
高温(約200℃):綿や麻など
中温(約160℃):絹や毛、ナイロン、ポリエステルなど
低温(約120℃):アクリルやポリウレタンなど
アイロンがけのポイント
襟などの細かく、生地が重なっていて厚みのある部分からアイロンをかけます。身ごろは最後にアイロンをかけると、パリッと仕上がります。また、しわが寄らないように基本的に両端から中心に向かってかけましょう。パーツごとのポイントは以下の通りです。・ボタン周りはアイロンの先端を使ってボタン周囲のしわを丁寧に伸ばす
・前立てやフリルは布地を引っ張りながらアイロンをかける
・洗濯でボリュームが減ったフリルには、のり剤をかけてからドライのアイロンをかける
手間が少ないワイシャツやブラウスがある!?
シャツやブラウスは基本的にクリーニングに出すという人や、お手入れが面倒なのでほとんど持っていないという人も少なくないかもしれません。そこで、お手入れのしやすいシャツやブラウスをご紹介します。ブラウスは扱いが難しい?!
ネットに入れる、しわを伸ばす、そしてアイロンがけでも細部に注意がいるなど、ブラウスは手のかかる衣服のように思われます。しかし素材を選べば、おしゃれなブラウスも手間なしで着られます!素材の見極めが肝心
しわになりやすい綿や麻のブラウスは、アイロンなしで着用するのは気が引ける方が多いのではないでしょうか?一方で、しわになりにくい形状記憶型などのポリエステル素材であれば、アイロンがけの手間がないので、しわを気にせずにたくさん着用することが出来るでしょう。おすすめ素材:「ソロテックス」
ポリエステルでありながら、天然繊維並みの風合いや肌触りのある帝人フロンティアの「ソロテックス」。形態回復性に優れており、しわになりにくいので、ワイシャツやブラウスに取り入れてみてはいかがでしょうか。まとめ:シャツやブラウスはアイロンいらずで着用率UP
- おしゃれ着は取り扱い絵表示の確認必須
- きれいな仕上がりには洗濯も乾燥もひと手間が必要
- 素材を選べばアイロンの手間を減らせる
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