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旅行中にできる服のしわはたたみ方次第!?収納方法から予防方法まで解説!

スーツケースに詰め込まれた服

海外や国内旅行のとき、スーツケースに入れた服が「しわ」だらけになってしまった経験はありませんか?実は、たたみ方や収納方法が重要なのです。

今回はしわを防ぐ収納方法や旅行先でしわを伸ばす方法、しわになりにくい服の素材などをご紹介します。ご紹介する方法で、「しわ」に悩まない旅行を実現しましょう。

旅行先で「しわ」になりにくい収納方法5選!

まず、海外や国内旅行で使える「しわ」になりにくい収納方法を5つ解説します。自分自身に適した収納方法を見つけ、より快適に旅行を楽しみましょう。

【収納方法その1】たたんで収納する

ベーシックなたたみ方で、衣服をそのままバッグに入れて収納する方法です。一番手っ取り早い方法になりますが、服と服の間にムダなスペースができてしまい、コンパクトな収納にはなりません。移動中にカバンの中で服が動くことで、「しわ」ができやすくなります。そこで、カバンの中で服が動かないように、トラベルポーチなどにパッキングするのがオススメです。

【収納方法その2】ロールケーキ式(丸める)

服の左右を折りたたみ、ロールケーキのようにくるくる丸めていくたたみ方です。この方法は、コンパクトにまとまり、「しわ」を防げます。Tシャツやパンツ、タオル地の服をたたむのには適していますが、ワンピースやワイシャツなどにはオススメできません。

<番外編>軍隊方式のミリタリーロールでテキパキ収納!

ロールケーキ式よりさらにコンパクトになり、「しわ」を作らないたたみ方として、軍隊が考案した「ミリタリーロール」があります。具体的な方法としては、服の下の部分を10cmほど外側に折り返してから、縦3等分になるように両サイドを折りたたみます。次に、襟部分から丸めていき、最後に下の折り返した部分をひっくり返して丸めた部分を包めば完成です。

【収納方法その3】ミルフィーユ式(束ねる)

ミルフィーユ式はほとんどの服を上手く収納することができます。複数枚の服を旅行バッグやスーツケースの中に次々に積み重ねていき、最後にパタパタと外に出た部分を折りたたんでいく方法です。

具体的な方法としては、シャツやパンツなどの衣類を+の形に縦横重ねて置きます。重ねるときは、下に置いた服と上に置いた服の上下を逆にするのがポイントです。また、シャツやジャケットなどを重ねた後はパンツを置きます。全て重ねたら、中心部に下着などの小物を置いて核を作り、その中心に向かって外に出ている袖やパンツの裾を織り込み完成です。隙間なく服をパッキングでき、折り目を減らせるコンパクトな収納方法になります。

【収納方法その4】圧縮して持ち運ぶ

衣類をいれた圧縮袋の中の空気を抜いて おくことでコンパクトに収納できます。 かさばる服をコンパクトにしたい場合は最適ですが、圧縮することで服が「しわ」になりやすくなります。特にワンピースやワイシャツなどの衣類は圧縮に適していません。

アイテムを使った「しわ」予防策

海外や国内旅行に使える、アイテムを利用した「しわ」予防策について解説します。

【予防策その1】準備段階でアイロンをかけておく

「しわ」になりやすい服には、旅行の準備段階でアイロンをかけておくことで「しわ」を減らせます。

【予防策その2】除湿剤をカバンに入れておく

スーツケースは目的地に到着するまで開くことがほとんどないため、湿度が高くなりがちです。それで、服に「しわ」ができやすくなります。そこで、密閉するスーツケースに除湿剤を1~2個入れると、湿度が下がり「しわ」を予防できます。

【予防策その3】トラベルポーチを使う

トラベルポーチは上着やパンツ、下着などを種類別に分類して収納するものです。種類ごとにパッキングをすると服が整理しやすくなり、カバンの中で服が動いてできる「しわ」を防ぐことが可能です。

【予防策その4】洗濯ネットを使う

トラベルポーチの代わりとして、洗濯ネットに服を収納する方法もあります。洗濯ネットは網状になっていて、中で湿気がこもらないため、服の「しわ」ができにくくなります。

旅行先で服のしわをのばす方法

海外や国内旅行先のホテルでも可能な、服の「しわ」をのばす方法について説明します。

霧吹きをかけて干す

もし旅行先に霧吹きがあったら、この方法を使いましょう。ハンガーにつるした服の「しわ」に霧吹きをかけ、風通しのいいところに干して乾燥させます。すると、軽度な「しわ」を取ることが可能です。

ドライヤーをあてる

まず「しわ」を取りたい部分を濡らします。
その後ドライヤーを服から4~5cm離し、温かい風をあてて乾かします。仕上げに冷風ドライヤーをあてることで、「しわ」が戻りにくくなりますのでぜひ試してみてください。

ヘアアイロンを使う

当て布をした服にストレート用のヘアアイロンをはさんでスライドさせることで「しわ」を取ることが可能です。注意点としては、服の生地が傷む原因となるため、アイロンの温度設定に気を付けてください。

バスルームに干す

シャワー後のバスルームに服を10分程度つるして、服に水分を吸い取らせます。その後、風通しのよい場所で服を乾燥させておくことで、「しわ」を取ることが可能です。

加湿器の蒸気を使う

加湿器の上に10分程度つるすことで、服が蒸気による水分を吸い取ります。その後、服を風通しのよい場所につるし、乾燥させておくことで、「しわ」を取ることが可能です。

シワ取りスプレーを使う

「しわ」の部分から20cmぐらい離して、シワ取りスプレーを服がしっとり濡れる程度スプレーします。それから、「しわ」の部分を中心に、両手で上下左右に引っ張ります。その後、つるして乾かすことで服の「しわ」を取ることが可能です。

「しわ」になりにくい服の素材とは

天然繊維の中でも、綿(コットン)、麻(リネン)、絹(シルク)は「しわ」になりやすい素材ですが、毛(ウール)は「しわ」になりにくい素材です。また、化学繊維のナイロンやポリエステルは毛(ウール)よりも「しわ」になりにくいです。

ほかにも、帝人フロンティアが開発した「ソロテックス」は「しわ」になりにくい素材として近年注目されてきています。「ソロテックス」は、ポリエステルの仲間であるポリトリメチレンテレフタレート(PTT)を使用した繊維です。らせん状の分子構造をしているため、バネのようなしなやかな動きをとることができます。動きを加えても戻ろうとする形態回復性を発揮するため、「しわ」になりにくいのです。
「ソロテックス」素材の服を旅行に持っていくと、今まで解説した「しわ」対策の手間も省けます。おすすめは、BACHの「COMMUTER Jacket」や「TRACER Anorak」。パッカブル仕様のため収納にも困りません。

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COMMUTER Jacket
BACH
 

TRACER Anorak
BACH
 

まとめ

  • スーツケースに収納するときの工夫で「しわ」は予防できる
  • 旅行先でも服についてしまったしわをのばすことが可能
  • 旅行用の服はしわになりにくい素材の服を選べば安心
旅行先で服のしわに悩まないためにも、旅行前の準備がとても大切です。また、旅行先でしわに対応できるよう簡単な方法を知っておくといいかもしれません。

ご紹介した方法を試して、自分にあった方法で旅行を思いっきり楽しめるようにしましょう。
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