旅行先でスチームアイロンを使う方法とは?選び方と温度設定を解説
「旅行先で服にしわができてしまった!」「スーツにしわができてしまい、なかなか取れない……」こんな経験はありませんか?そんなときに役立つのが旅行用のアイロンです。ひとえにアイロンといっても旅行用のアイロンには、小型のものからスチームタイプ、アタッチメントで両タイプに切り替えられるタイプなどその種類はさまざま。
今回は、そんな旅行用のアイロンについて、旅行先や出張先にはどのようなタイプが向いているのか、どのように使うのかなどをご紹介していきます。
通常の家庭用のタイプもありますが、旅行に持っていくなら、携帯小型ハンディタイプの衣類スチーマーが人気です。この他にもブラシでこするタイプや、クリップで挟み込むタイプもあります。
ただし小型なのでパワーでは劣る面があり、服全体のしわを伸ばすには十分ではない場合も。また宿泊先では、アイロン台の使用は現実的ではないので、シートタイプの旅行用のアイロンシートを持っていくのもオススメです。
とはいえ、使い分けにはアタッチメントが必要な場合もあるので、余計な荷物を増やしたくない方にはあまり向いていないかもしれません。
その点、話題の「ソロテックス」素材の製品であれば、しわになりにくいため、アイロンをかける手間が減らせるかもしれませんね。
旅行先で失敗しないためにも、ここで一つずつチェックしていきましょう。
またアイロン表示は、2016年11月以降に改定されています。新表示では、アイロンマークのなかにある「・」の数が温度をあらわしています。1つが低温、2つが中温、3つが高温です。こちらも合わせて覚えておくといいですね。
以下にこの記事のポイントをまとめました。
アイロンを使わずにしわを伸ばす方法や、しわを作らない畳み方については以下の記事で詳しく解説しているので、そちらも参考にしてくださいね。
旅行中にできる服のしわはたたみ方次第!?収納方法から予防方法まで解説! 海外や国内旅行のとき、スーツケースに入れた服が「しわ」だらけになってしまった経験はありませんか?実は、たたみ方や収納方法が重要なのです。今回はしわを防ぐ収納方法や旅行先でしわを伸ばす方法、しわになりにくい服の素材などをご紹介します。ご紹介する方法で、「しわ」に悩まない旅行を実現しましょう。
今回は、そんな旅行用のアイロンについて、旅行先や出張先にはどのようなタイプが向いているのか、どのように使うのかなどをご紹介していきます。
Contents
旅行用のアイロンのタイプはこれがオススメ!
アイロンにはさまざまなタイプがあります。旅行に持っていく以上は、できるだけ手軽で機能性を求めたいものですよね。そんなお悩みを抱えた方のために、タイプ別にオススメのアイロンをご紹介していきます。スチームアイロン
スチームアイロンは、蒸気によってしわを伸ばすアイロンです。ハンガーにかけたまま蒸気を当てるだけでもいいので、アイロン台を必要としません。スチームには除菌や脱臭効果もあるので、まさに旅行にはピッタリのアイテムといえるでしょう。通常の家庭用のタイプもありますが、旅行に持っていくなら、携帯小型ハンディタイプの衣類スチーマーが人気です。この他にもブラシでこするタイプや、クリップで挟み込むタイプもあります。
小型のアイロン
小型アイロンは、見た目や機能などは通常のアイロンと変わりません。軽量で携帯用に持ち歩きやすいサイズ感になっています。メリットはなんといってもその携帯性。そのサイズ感から、衣類の細かい部分までしわを取りのぞく点でも優れています。充電池でコードレスタイプなら、使いやすさも抜群です。ただし小型なのでパワーでは劣る面があり、服全体のしわを伸ばすには十分ではない場合も。また宿泊先では、アイロン台の使用は現実的ではないので、シートタイプの旅行用のアイロンシートを持っていくのもオススメです。
融合タイプ
融合タイプは、スチームアイロンとしても、小型アイロンとしても使用できるタイプ。1台あれば使用方法や状況に合わせて使い分けられるので、とても便利なタイプのアイロンです。とはいえ、使い分けにはアタッチメントが必要な場合もあるので、余計な荷物を増やしたくない方にはあまり向いていないかもしれません。
素材別に解説!適切なアイロンの温度とは?
アイロンを使用する際に気をつけなければいけないのが、温度調節です。素材によっては傷んでしまい、せっかくの洋服が台無しになってしまうことも……。それぞれの素材の適温をしっかり覚えておきましょう。合成繊維
合成繊維の中でも、アクリル、ポリウレタンは熱に弱い素材で、アイロンの適温は低温の80〜120℃で設定します。一方、ポリエステルやフリース、ナイロンなどの光沢のあるサラサラした合成繊維は、140〜150℃の中温が向いています。スチームを当てるときには、アイロンをすべらせるようにしてください。その点、話題の「ソロテックス」素材の製品であれば、しわになりにくいため、アイロンをかける手間が減らせるかもしれませんね。
シルク
シルクは軽くしなやかな天然の動物繊維です。熱に弱い素材なので、アイロンは低温の110℃程度が目安。スチームを当てるときにも、衣類から離して直接アイロンを当てないようにしましょう。綿、麻
綿や麻は、天然の植物繊維でとても強い素材です。その反面、しわになりやすい性質も持っています。180〜200℃の高温でアイロンをかけて、しっかりしわを伸ばしましょう。スチームを当てるときには、アイロンをゆっくりすべらせていきます。ただし、麻はアイロンを当てすぎると、毛羽立つことがあるので注意してくださいね。再生繊維
レーヨンやキュプラは、原料を溶かして作られた再生繊維です。これらの素材には、アイロンの中温である110~150℃が向いています。スチームを当てるときは、すべらせるように使います。ただし、吸湿性が高いので、あまり長時間スチームを当てると縮んでしまうので要注意です。旅行先でのスチームアイロンを使うときの注意点
よりきれいに衣類のしわを伸ばすには、正しいアイロンのかけ方を知っていると便利ですね。旅行先で失敗しないためにも、ここで一つずつチェックしていきましょう。
アイロン表示を確認
最初に行うのは、衣類のタグについているアイロン表示の確認。アイロンをかけても問題ないかなどを確認するようにしましょう。スチームアイロンでは、「低」表示の衣類にも直接アイロン面を当てないようにしましょう。またアイロン表示は、2016年11月以降に改定されています。新表示では、アイロンマークのなかにある「・」の数が温度をあらわしています。1つが低温、2つが中温、3つが高温です。こちらも合わせて覚えておくといいですね。
当て布を使う
熱に弱い素材にアイロンを当てるときは、ダメージをあたえないように当て布を使いましょう。ウールやシルク、カシミヤなどの動物の天然繊維、レーヨンやポリエステルなどもこれにあたります。当て布に使う布は、綿素材のハンカチやタオル、手ぬぐいが向いています。色移りすることもあるので、できるだけ白いものを使用しましょう。アイロン専用の当て布も市販されていますよ。スチームを当てる
スチームを当てるときは、クローゼットやハンガーにかけて行うことをオススメします。このとき、衣類がずれないように一番上のボタンを閉めておきましょう。スチームは、衣類の端を軽くひっぱりながら、だいたい1秒間で数センチほど動かしながら当てていきます。乾かすのを忘れずに
スチームを当てたあとは、衣類に水分が残っています。そのまま収納したり着用したりせず、乾くまで干しておいてください。だいたい、5分程度もあれば十分に乾くでしょう。まとめ:持ち運びに便利なアイロンで旅行先でも安心
旅行先とはいえ、しわはやっぱり気になるもの。そんなお悩みも、アイロンさえ携帯していれば問題ありません。以下にこの記事のポイントをまとめました。
- 旅行用にはハンディタイプのスチームアイロンがオススメ
- 衣類の素材によって温度設定を変える
- 正しい使い方で衣類を大切に扱う
アイロンを使わずにしわを伸ばす方法や、しわを作らない畳み方については以下の記事で詳しく解説しているので、そちらも参考にしてくださいね。
旅行中にできる服のしわはたたみ方次第!?収納方法から予防方法まで解説! 海外や国内旅行のとき、スーツケースに入れた服が「しわ」だらけになってしまった経験はありませんか?実は、たたみ方や収納方法が重要なのです。今回はしわを防ぐ収納方法や旅行先でしわを伸ばす方法、しわになりにくい服の素材などをご紹介します。ご紹介する方法で、「しわ」に悩まない旅行を実現しましょう。
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