夜のランニングは、様々なメリットがあると言われています。具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。効果的な運動習慣を安全に続けるために、夜ランニングならではの注意点と対策をしっかり確認しましょう。

夜ランニングのメリット

夜にランニングをするメリットは、日中の紫外線による日焼けを気にしないこと以外にも大事な効果があります。
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ダイエット効果

寝起きの朝と違い、日中の活動により身体が動かしやすい状態の夜は、運動効果が高いのが最大のメリットです。出勤前の朝よりも、一通りの予定が終わった夕方の方が時間の制限を気にせずにトレーニングに没頭できるでしょう。

また、日中動いていることで体も脳も活動モードに入っているため、起き抜けの朝よりも脂肪燃焼率が高くなります。質の高い運動効果が得られるので、ダイエットや筋力アップしやすいのが大きなメリットです。

ストレス解消

仕事や勉強終わりに、なにかしらのストレスを抱えていることが多いのではないでしょうか。適度な運動がストレスを解消してくれます。

夜の暗い中でのランニングは日中よりもスピード感を得られ、人目も少ないので気がねなく走れるので、運動を続けるモチベーションにもなります。また、適度な肉体的疲労で寝付きが良くなることで睡眠の質が上がり、心身共に健康を実感できるでしょう。

夜ランニングの注意点と対策

夜ランニングのメリットを最大限に得るには、いくつかの注意したいポイントがあります。メリットを活かすためにも、注意点とその対策をしっかり確認しておきましょう。

走る服装

夜に走るときは、周囲に自分の存在を知らせることが接触事故を防ぐ大事なポイントです。黒、紺などのダークな色は、周囲に気づかれにくく危険です。ウェアの一部に、蛍光カラーのような派手な色を取り入れるのがおすすめです。

最近では、再帰反射材を取り入れているウェアが増えています。再帰反射材は光を受けて強く反射するので、蛍光カラーよりも周囲に存在をアピールできます。ベルトやリストバンドなど、小物を気分で取り入れるとテンションも上がって楽しくトレーニングできるでしょう。

走る場所

舗装されている平坦な道で、足元の状態が認識できる程度の明るい場所を選んで走りましょう。特に、河川敷のような暗くて人気の少ない場所は危険です。なるべく避けてコースを選びましょう。

どうしても途中に人気のない場所を通過する場合は、防犯ベルやランニング用ライトを備えましょう。ライトは足元を照らし、ランナーがいることを周囲にアピールして、防犯と接触事故を予防する効果があります。

走る時間

食事前に走った方が脂肪燃焼率が高いため、夕食前がおすすめです。胃の中に未消化物があると、おなかが痛くなりやすくモチベーションが下がり、運動効果もあがりません。

また、17時から20時が運動のゴールデンタイムです。日中の活動で身体がほぐれているので動きやすく、同じ運動内容でも質の高い運動効果が得られるでしょう。効率的な筋力アップ、ダイエット効果を狙うには絶好の時間帯なのです。

トレーニングは就寝時間の3時間前に終わらせましょう。就寝2時間前を切ると身体がアクティブモードから就寝モードに変わりにくくなり、寝付きが悪くなってしまいます。筋力アップ効果のある成長ホルモンは寝ている間に分泌されるので、寝付きが悪く睡眠の質が下がると、せっかくの効果が減ってしまいます。

ランニングウェアにもおすすめ！「ソロテックス」

帝人フロンティアの「ソロテックス」は、ポリエステルの仲間であるポリトリメチレンテレフタレート（PTT）を使用した繊維です。
しなやかなバネのようならせん状の分子構造から、ストレッチ性、発色の良さ、ソフトなクッション性などの特性があります。
速乾性が高く、形態回復性にも優れているのも魅力。
また、他の繊維とも複合しやすく、相手繊維の特性を活かしながら、新たな機能性を加えることが可能です。
こちらの記事では、老舗アウトドアブランド「THE NORTH FACE」の「ソロテックス」を使ったアイテムが紹介されています。
定番アイテムであるDoro Light pantsの短いタイプは、速乾性が高くランニングにもおすすめのアイテムです。
「ソロテックス」は機能性に優れているのはもちろん、高級感のある風合いも特長で、アウトドアだけでなくタウンユースにも使えるため、さまざまなアイテムに採用されています。

まとめ：夜のランニングを楽しむのは安全確保から

トレーニング効果を上げるためには走る時間、安全に走るためには、場所・服装を選びましょう。安全確保がなにより大切であることを忘れないでください。効果的な条件を守ることと安全確保を忘れずに、夜ランニングの効果とせっかく身に付いた運動習慣を長く楽しみましょう。