レイヤードスタイルとは重ね着した格好のこと。しかし実際にどんなファッションなのか、レイヤードスタイルと呼ぶための定義は何があるのかなど、具体的に説明するのは難しいですよね。
今回は、レイヤードスタイルの特徴やそのメリットについてご紹介します。

レイヤードスタイルの定義は「重ね着」！

レイヤードスタイルはもともと「layered（層状、積み、重ねなど）」という言葉からきています。
つまり、服を重ね着することを意味するファッション用語の一つです。

たとえば、長袖のTシャツに半袖のTシャツを重ねたり、インナーの上に透けやすい服を着用したりすることで、インナーの服を見せるファッションスタイル。ただ重ね着するのではなく、服のカラーや柄、アイテムなどのバランスがコーディネートのポイントになるといわれています。

今までのレイヤードと違う「縦のレイヤードスタイル」とは？

通常のレイヤードスタイルは服を重ねていくファッションのこと。つまり「縦のレイヤードスタイル」は、縦のラインが強調できる「重ね着したファッション」を指します。

たとえばジャケットなどのトップスの下に、ロング丈Tシャツを重ね着すると、ロング丈のTシャツが裾から出ますよね。こういったコーディネートも縦のレイヤードスタイルです。

以下の要素が縦のレイヤードスタイルの条件になります。

• 股より下にインナーの裾があること
• トップスでインナーが完全に隠れずに、インナーの裾が見えていること

着用するサイズにもよりますが、ポイントを押さえることで縦のラインを強調できます。

「縦のレイヤードスタイル」のメリット

「縦のレイヤードスタイル」にはいくつかメリットがあります。時期にあったトレンドはありますが、それぞれのメリットを考慮して、「縦のレイヤードスタイル」をコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか。

メリットその1：脚を長く見せられる

ロング丈のTシャツを着ることで、通常の長さのTシャツよりも股下が隠れます。
人は隠れて見えない部分を、理想のイメージに変換するため、脚が長い人と想像させてスタイルよく見せられます。

メリットその2：体型を良く見せられる

レイヤードスタイルはシルエットが大きい服を着こなすため、体型をごまかせます。体型をより良く見せるには、ボトムは細身にして全体を引き締めるようにするとよいでしょう。

メリットその3：ワンポイントで明るく演出できる

暗めのトップスとボトムスに、縦のレイヤードスタイルを意識しながら白色のシャツを着ることで、明るい印象にできます。色のメリハリが出ることで単調だった組み合わせがオシャレに見えるでしょう。

レイヤードファッションの種類

レイヤードスタイルと一口にいっても、さまざまな組み合わせのレイヤードファッションがあります。ここではレイヤードファッションの主な3種類をご紹介します。

帝人フロンティアの機能性素材「ソロテックス」を使ったアイテムも併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

Yシャツとニットのレイヤード

Yシャツとニットのレイヤードはファッションの初心者でも取り入れやすい組み合わせです。Yシャツをパンツに入れないで、シャツの袖を出すと「縦のレイヤードスタイル」を演出できます。

＜ウォッシャブル＞ 12ゲージ TECH ウール カーディガン

ミリタリーベスト

サフィラン リネン ハイブリッド レギュラーカラーシャツ 22SS

テーラードジャケットとパーカーのレイヤード

カジュアルなデザインの襟があるテーラードジャケットの下にパーカーを着ることで、レイヤードスタイルを演出できます。パーカーの下にYシャツを着て、パーカーの下からYシャツの裾を出すことで、縦のレイヤードを作れます。

ラビ/テイラードジャケット（ユニセックス）

バルキーポンチ プルオーバー パーカ 22SS

シャツとシャツのレイヤード

色の濃淡やサイズの大小などを使い、シャツとシャツを重ねることでレイヤードスタイルにできます。インナーに柄の入った服を着て、アウターを無地にするとオシャレな雰囲気も演出できるでしょう。

もちろん適切なサイズ感でコーディネートすることは大切ですが、
ご紹介した服とすでに持っている服との素材感や色味などの相性も考慮しつつ、ご自身の体型に合った服を新しく購入するのが近道かもしれませんね。

【SOLOTEX】FULFLAN WJQ CPO シャツ

SOLOTEX®ライトデニムワイドバンドシャツ

まとめ：レイヤードスタイルはさまざまな組み合わせが可能な万能スタイル

• レイヤードスタイルの定義は「重ね着」
• 「縦のレイヤードスタイル」は脚を長く見せる錯覚効果がある
• 「縦のレイヤードスタイル」は体型を良く見せられる

縦のレイヤードスタイルにはコツがあり、体型や身長、持っている服の柄や色なども考慮しなければなりません。
とはいえ、旅行や普段遣いでもレイヤードスタイルは、手軽に取り入れられます。レイヤードスタイルを活用して、オシャレな着こなしにチャレンジしてみましょう！