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ポリエステルのスーツはアクティブなビジネスマンにおすすめ!

何かと忙しく動き回るビジネスマンにはポリエステルのスーツがおすすめです。クライアント先でのプレゼンから現場の作業まで、働くビジネスマンはスーツの消耗も早くなりがちですよね。ポリエステルのスーツであれば耐久性に優れており、しわにもなりにくいので、さまざまな場面に対応できます。さらに、お手入れも簡単なのが嬉しいポイント。

そこで今回はスーツの素材全般や仕立ての方法についてご紹介しつつ、進化し続けるポリエステルを使用したスーツのメリットについてご紹介していきます!

スーツの素材

スーツの素材は購入の際に悩むポイントかもしれません。素材によって特徴が異なるので、まずはスーツによく使われる繊維素材をご紹介します。

天然素材(おもにウール)

スーツに使われる天然繊維の代表格がウールです。ウールといえば冬場のニットに使われるイメージから保温性が着目されていますが、実は透湿性にも優れるためサマーウールとよばれる薄手のウール地スーツも数多く流通しています。さらに同じ天然繊維でスーツに使用されることもある綿などに比べると、しわになりにくい性質です。性質として反発性がそれほど高くないため、伝統的に立体成型必須のスーツの素材に使用されてきました。

合成繊維(主にポリエステル)

一方の合成繊維では主にポリエステルが使用される傾向にあります。ポリエステルの特徴としては、強度があり、元に戻ろうとする作用があるので、しわになりにくいという点が挙げられます。ただしウールが主流であるスーツの風合いとしては、ポリエステルはカジュアルな印象に寄りがちともいわれます。価格面ではウールと比較すると安価であり、コストを抑えられる素材です。

混紡素材

天然素材(綿やウール)と合成繊維(ポリエステルなど)の混紡素材もスーツの素材としてよく見られます。それぞれの素材の特長を活かせるので、スーツらしい風合いは保ちつつ、強度を増すことが可能になります。ただし混紡素材によっては劣化を早めることも。ポリウレタンなど経時劣化しやすい素材が混紡されていないかという点を確認するようにしましょう。

スーツの仕立てと素材

スーツに用いられる素材についてご紹介しましたが、なぜウールのスーツが主流なのでしょうか。実はその「仕立て」に関係があります。その仕組みについて見てみましょう。

伝統的なスーツの仕立て

スーツは一説によると、英国貴族の礼装であったタキシードを簡略化したものだと言われています。略装とはいえ、立体成形がなされており、その骨格ともいえるのが表地と裏地をつないでいる芯地です。伝統的なスーツではこの芯地は毛芯であり、馬の毛などが利用されています。

毛芯を利用して表地と裏地をつなぐと、曲線部分すなわち襟周りなど外周と内周の長さが異なる布地をつなぐことができるので、よれのないキレイな仕上がりになります。このことから、伸縮性に富むウールは芯地との相性が良いことも理由として、スーツに用いられてきたのです。

代替素材を使用したスーツ

ウールに代替する素材というと、技術の進歩と共に合成繊維がスーツに多用されてきています。主要な素材であるポリエステルはウールと比較をすると反発性があり、これまでは立体構造を造り出しにくいとされていました。しかし近年ではポリエステル素材も改良が進み、天然素材に近い性質をもたせることに成功しています。そのためスーツの素材の選択肢は広がっているといえるでしょう。

ポリエステルスーツのメリット

近年ではポリエステルもスーツの素材としてよく使用されていることをご紹介しました。そこでポリエステルスーツならではの知っておきたいメリットをご紹介します。

素材の特性

既にご紹介した通り、ポリエステル素材は耐久性に優れます。まず、他の合成繊維に比べると熱に強いです。そしてウールと大きく違うのは濡れてもすぐに乾くという点でしょう(ウールは水にぬれると重たくなります)。

外出の多い営業職では雨に濡れても、乾きやすいポリエステルスーツはとてもおすすめです。またポリエステルは虫害の心配がなく保管も簡単です。

負荷に強い

長時間座っていると、スーツはしわが気になるものですが、ポリエステルは反発性が高いためしわになりにくい素材と言われています。そして洗濯をしても比較的型崩れを起こしづらいです。工場などの現場と客先を行き来するような業種の場合は、耐久性があり洗濯もしやすいポリエステルスーツを着用するのがおすすめです。

ハイテクポリエステルは風合いもよい

最後に気になる風合いですが、素材の改良が進められたことによりカジュアルなポリエステルらしさをおさえた生地が登場しています。紡績の際に特殊な構造をとったり、生地の折り方を工夫したポリエステルならば、スーツのフォーマル感を損ないません。

その中の一つが帝人フロンティアの「ソロテックス」です。構成分子が、らせん状の特殊構造を持つ「ソロテックス」は、天然素材並みの柔らかさやきれいな濃色を表現可能で、見た目のクオリティも確保しています。

まとめ:ポリエステルを使ったスーツは耐久性が高い!

  • 強度に優れる
  • しわになりにくい
  • 高性能ポリエステルは風合いも改善
これまでポリエステルのスーツはその風合いからカジュアルな印象を与えるのではないかと、敬遠されがちだったかもしれません。しかし、ご紹介した通り、ポリエステルも近年では進化を遂げています。繊維の構造を変える、織り方を工夫するなどして、フォーマルスーツのイメージに近づけた製品も増えています。着心地も天然繊維に引けを取りませんから、素材の特長と試着の着心地など総合的に評価して選んでいただくことをオススメします。

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