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衣類の汗臭さは汚れと雑菌が原因? 暑い季節に向けて準備しよう

暑い季節でも子ども達は関係なく遊びまわり、たくさんの汗をかきます。そこで気になるのは、衣類から漂う汗の臭い。全国のお母さんの中には、子供の服が汗臭くなって悩んでる人も多いのではないでしょうか。

この記事では衣類が汗臭くなる原因と、その対策について解説しています。適切な対策により、汗臭さから解放された毎日を過ごしましょう。

汗臭い衣類の対策にはテクニックが必要

衣類が汗臭くなったとしても、洗濯をすれば大丈夫と思う方も多いかもしれません。しかし、場合によっては洗濯しても臭いが取れないこともあります。衣類にこびりついてしまった汗臭さを取り除くためには、実はちょっとしたテクニックが必要です。汗臭さの原因と対策を詳しくみていきましょう。

汗臭くなる原因

そもそも衣類が汗臭くなる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

雑菌の繁殖

一般的に「汗の臭い」と言われていますが、実は汗自体には臭いの元はほぼ含まれていません。汗が肌の表面で皮脂や汚れと混ざり合い、それを雑菌が分解することで臭いが発生します。

汗臭さを発生させる主な雑菌は、マイクロコッカス属細菌であることが解明されています。雑菌の繁殖を抑制することと、臭い原因物質である皮脂や汚れを確実に落とすことの2つの対策が必要です。

対策方法

それでは衣類の汗臭さの対策について、重要なポイントを押さえてみましょう。

汗をかいたら、できるだけ早く洗濯をする

汗臭さの一番の対策は、臭いの原因物質と原因雑菌の両方を衣類から除去すること。汗を含んだまま放置しておくと雑菌が増殖し、汗臭さを発するようになります。

また、時間がたつと汚れが落ちにくくなるため、汗をかいたあとはできるだけ早く洗濯することが大切です。

消臭効果の高い衣類を着用する

最近では抗菌・高ウィルス性能を持ったアイテムも登場してきています。これらの繊維上では雑菌が繁殖しにくいため、汗臭さを抑制する消臭効果が得られます。

特に子どもの服はすぐに汚れるために洗濯が追いつかないことも。そんな時は消臭効果の高い衣類を検討してみましょう。

汗の臭いが取れないときは?

洗濯をしたけど汗の臭いが全然取れない場合、汚れや雑菌を確実に落とし切れていない可能性があります。頑固な汗の臭いに有効なテクニックをお教えしましょう。

つけおき洗い

洗濯の時間が短いと、繊維の奥まで洗剤が到達できずに汚れが残ってしまいます。通常の洗濯では落とし切れていない皮脂や汚れを除去するためには、つけおき洗いが有効。つけ置き洗いで十分に洗剤を浸透させ、汚れを除去することが大切です。必要に応じて酸素系漂白剤や重曹なども使って、頑固な汚れを落としていきましょう。

煮沸消毒

汗臭さの原因菌は、熱に弱い特徴を持っています。そのため、60℃~沸騰する程度の熱湯に衣類をつけておくと、雑菌を死滅させられます。一方で、タンパク質の汚れは高温になると逆に落ちにくくなるため、事前につけおき洗濯をして汚れを落としておくことが大切です。

また、乾燥ができる衣類であれば、高温乾燥機を使用してもよいでしょう。煮沸消毒を家庭で行う場合、やけどなどの危険性を伴います。十分に注意した上で行いましょう。

まとめ

この記事では、衣類の汗臭さの原因と対策について紹介いたしました。衣類についた皮脂や汚れを原因雑菌が分解して、汗臭さを発生させます。対策としては、汚れと雑菌の両方を除去することが大切です。つけおき洗いや煮沸消毒が有効な対策です。汗臭さ対策を適切にして、暑い季節を乗り切りましょう。

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