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もしかしたらダニアレルギーかも? 洋服ダニの原因を知って対策しよう!

服 ダニ

ダニといえば布団やクローゼットにいるイメージを持つ人が多いはず。しかし実は洋服にもダニがついているかもしれないことをご存知でしょうか。しかも、ダニはアレルギーの原因にもなるのです。特に子どものアレルギーは喘息やアトピーなどにもつながるため、注意しておきたいもの。
この記事では洋服につくダニの原因やその対策について解説しています。家族の健康を守るためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

洋服にもダニがつくって本当?

洋服にダニがついている可能性を気にする人は意外と少ないもの。なぜ洋服にもダニがつくのか、そしてダニのリスクについてご説明しましょう。

洋服にダニがつく理由

普段から着ている洋服であればダニがつかないと思いがちですが、意外とそうでもありません。
例えば、勤務先から電車移動で自宅に帰宅した場合でも、移動時や仕事先で付着したダニを持ち帰っているのです。また、1日中室内にいた場合でも部屋の中にいるダニが洋服に付着してしまいます。持ち帰ってしまったダニがクローゼットの中などで繁殖し、その死骸やフンがアレルギー源になります。

ダニもアレルギーの原因

アレルギーといえば食べ物や花粉、ハウスダストなどを思い浮かべる人が多いと思います。実はダニもアレルギー原因の一つで、アレルギー検査の項目にも入っているのです。ダニアレルギーは死骸やフンを吸い込むことによって、くしゃみや咳、鼻水などのアレルギー症状が起こるもの。ひどい場合には、喘息の症状まで発展することもあります。食べ物アレルギーのように避けられず、花粉と違って季節に関係ないことが難点です。

洋服についたダニ対策

それでは洋服についたダニはどのように対策したらよいのでしょうか。以下では簡単にできる対策をリストアップしています。

熱を与えてダニを死滅させる

洋服を洗濯すれば汚れと一緒にダニも取れるはず……と思ってしまいがち。しかし実は普通に洗濯をするだけでは、繊維にしがみついているダニを駆除することはできません。ただし、ダニは60℃以上の高温環境におくと短時間で死滅するといわれています。洗濯する前に湯煎する、洗濯乾燥機にかける、スチームアイロンをかけるなどの対策を実施することが有効です。

クローゼットに保管する前にお手入れする

もし外から持ち帰ってきたダニがついた洋服をクローゼットにしまってしまうと、他の洋服に移ってしまう可能性も……。そのため、クローゼットに入れる前に洋服をブラッシングするのもおすすめ。全てのダニを駆除することはできないかもしれませんが、ダニを減らすことが可能です。
また、洋服だけではなくクローゼットや収納ボックスの中もこまめに掃除機で掃除しておきましょう。ダニの繁殖に必要なエサを除去するだけではなく、蓄積されたアレルギー源を取り除く ことにもつながりますよ。

クローゼットの除湿をする

洋服についたダニを駆除しきれなかった場合、クローゼットなどの中で繁殖することが考えられます。ダニが繁殖するためには適度な湿気が必要。繁殖を抑えるためには、クローゼット内は乾燥させておくことが大切です。定期的に換気したり、除湿剤や除湿機を設置したりしておきましょう。

乾きやすい洋服を選ぶ

クローゼット内の湿度を下げるという意味では、洋服の素材にも着目してみましょう。水分を保持しにくく、乾きやすい素材の洋服を選ぶ方法があります。例えば、ポリエステルなどの合成繊維素材がおすすめ。特に「ソロテックス」は柔軟性や形態安定性も兼ね備えたポリエステル繊維です。なめらかで柔らかい肌触り、シワになりにくい性質を持ちます。「ソロテックス」を使った洋服は広く販売されています。

特徴|ソロテックスについて

防ダニグッズを使用する

洋服ダニを完全に除去するためには、上記の対策をした上で防ダニグッズも併用しておくことが大切です。ダニ退治の薬剤やダニ誘引マットなどが市販されています。
部屋全体に使いたいのか、ピンポイント使いたいのかなど、使い方によっても適切な商品が違います。防ダニグッズの特徴を押さえた上で、自分にあったアイテムを選んでみましょう。また、最初から素材に「防ダニ効果」を付与した製品も販売されていますよ。
 

まとめ

洋服につくダニは意外と身近にあるアレルギー源です。外出してもしていなくてもダニは洋服についてしまうため、洋服のお手入れやクローゼットの掃除などで対策する必要があります。さらに防ダニグッズを使用するのも効果的でしょう。快適で健康的な生活をおくれるように小まめにダニ対策をしてみませんか。


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